iPhoneを使っていて勝手に電源が落ちると「ウイルスが原因?」と不安になりますよね。
他にも勝手に再起動をしたり、つかない場合・電源を落としても勝手につくといった症状を見せることもあるようです。
この記事では、iPhoneを使用していて「急に落ちる」などの電源に関する不調について詳しく解説いたします。
電源が落ちるのを繰り返す場合は修理に出すべきかもご紹介します。
場合によっては設定で勝手に落ちるのを防げるので、参考にしてくださいね。
【iPhone】勝手に電源が落ちるのはウイルスが原因?
iPhoneが勝手に電源が落ちる原因は様々あるので、ウイルス感染とは限りません。
もちろんウイルスの可能性もゼロではありません。しかしそれ以上の高い確率で以下が原因の可能性が高いと考えられます。
▼iPhoneが勝手に落ちる原因
- バッテリーの劣化(最大容量の低下)
- データ容量圧迫によるメモリ不足
- 本体の故障
iPhoneアップデート前充電30%あったのに、しばらくして携帯開いたら電源落ちる。からの充電開始したら10%しかないし、数分後に充電みたら4%なんだけど、私の携帯どうなってる? 引用元:X-@i7_riku_ten
日中寝てたせいで全然眠れん iPhoneの容量パツパツですぐ落ちるので整理を始めた 引用元:X-@R3996964774581
特にバッテリー劣化の可能性が非常に高く、バッテリーの最大容量が低下すると起動状態を保つことが難しくなります。
所説ありますが、バッテリーの最大容量が70%を切ると勝手に電源が落ちることが増える様子です。
ご自身のiPhoneが「2年以上使っている」または「バッテリーの劣化が進んでいる」かを確認してみましょう。
▼iPhoneのバッテリー容量を調べる手順
- 「設定アプリ」を起動
- 「バッテリー」を選択
- 「バッテリーの状態と充電」を選択
iPhoneは「ウイルス感染しない」とされている端末です。過剰に信用することは良くありませんが、操作できるならまずは本体の故障を疑った方が無難です。
電源が切れない場合は?
iPhoneの電源が切れない場合も、ウイルス感染の可能性は低いと考えて大丈夫です。
▼電源が切れない原因
- バッテリーの劣化
- リンゴループ他、一時的なフリーズ
- 本体の故障
バッテリーの劣化やフリーズの症状が見られない場合は、OSが古くなっている可能性もあります。設定Appでアップデート情報を確認しましょう。
電源ボタンからiPhoneを落とせない場合は、設定Appから電源を落とすことができます。
▼設定からiPhoneの電源を落とす方法
- 「設定アプリ」を起動
- 「一般」を選択
- 「システム終了」を選択
iPhoneが勝手に再起動するのはウイルス?
iPhoneが勝手に再起動する場合も、ウイルスに感染しているのは非常に稀だと考えられます。
勝手に再起動をするのはいわゆる「リンゴループ」だと考えられますが、ウイルスが原因で起こるものではありません。
重ねますが、普通に使用しているiPhoneがウイルスに感染することはほとんどありません。安心して対処しましょうね。
▼勝手に再起動を繰り返す原因
- バッテリーの劣化・不具合
- OSやアプリがアップデートできていない
- アプリの不具合
勝手に再起動を繰り返す場合、まずは「強制的に再起動」をして以降の様子を見てみましょう。
強制再起動後も症状を繰り返す場合は、さらに以下の手段を講じることで改善する可能性があります。
▼再起動を繰り返すときの対処法
- 不要なデータを消して容量を空ける
- OSやアプリを全てアップデート
- SIMカードを抜き差しする
- iTunesを利用してリカバリーを試す
- iPhoneの初期化
iPhoneの電源が勝手に落ちる!すぐ落ちる原因とは
iPhoneが勝手に電源が落ちる場合、ウイルス感染より「本体の経年劣化」や「OSの更新状況」に問題があることを解説してきました。
では以下の様な症状の場合は何が原因で、どのように対処すれば良いのか気になりますよね。
症状別に考えられる原因・対処法をチェックしていきましょう。
バッテリーがあるのに電源が落ちるのは?
iPhoneを長く使用していると特に起こりやすいのが、「バッテリー残量があるのに電源が落ちる」という症状です。
筆者もこの症状に悩まされたことがあります。使用開始から2年を超えると気になりやすいですね。
原因はバッテリーの劣化で、「残量が0%でなくても突然落ちる」「10%前後になると何もしていなくても落ちやすくなる」など症状もどんどん深刻化していきます。
これはバッテリーの最大充電量の低下が招くことで、劣化したバッテリーのスペックで満充電できていても、iPhoneを動かすためのスペックと見合っていないことで発生します。
劣化したバッテリー上では10%充電が残っていても、システムから見た消費電力に換算すると3%にも満たずにシステムが維持できない…といったイメージです。
なのでバッテリー残量が低下してくると、突然落ちるという症状が発生するんですね。
新品なのに勝手に電源が落ちるのは?設定のせい?
勝手に電源が落ちる症状は新品のiPhoneでも起こり得る事例です。
新品のiPhoneの電源が勝手に落ちる場合、まずは時計アプリから「自動電源オフ」を設定していないか確認しましょう。
しかし自動電源オフのタイマーをセットしていない限り、「予期せぬタイミングで電源が落ちる」というのは異常な状態です。
初期不良の可能性が濃厚なので、度々起こるようであればAppleのカスタマーセンターや購入したショップへ早めに相談した方が良いでしょう。
バッテリー交換後に電源が落ちるのは?
iPhoneのバッテリーを新しい物に交換後も、電源が落ちる・落ちやすいという事例が確認できました。
この場合は以下のいずれかの可能性があります。
▼バッテリー交換後も落ちる理由
- iPhoneそのものに問題がある
- 非正規の粗悪品バッテリーと交換された
- バッテリーがまだ安定していない
交換したばかりのバッテリーは能力を発揮しきれていません。
約5回目の充電でバッテリーが馴染むと言われています。
バッテリー交換で調整は入りませんが、交換されるバッテリーは修理店でストックとして休眠状態からのいわば寝起きの状態です。しばらくはバッテリーの減りが早かったり発熱したりします。5回の充放電を繰り返したあたりから通常のパフォーマンスを発揮します。 引用元:Yahoo知恵袋-iPhoneのバッテリー交換したては減りが早い…
また安価なバッテリーは魅力的ですが、すぐに膨張したり酷い発熱をするなどのリスクもあります。
バッテリーを新品に交換してしばらくしても安定しない場合は、交換したお店に問い合わせて別の原因を突き止める必要があります。
iPhoneの充電があるのに電源が切れる場合は?
iPhoneの充電があるのにもかかわらず、電源が切れる原因は「バッテリー」だけではありません。
実はOSのバージョンが古いと、能力を発揮できない可能性があるんですよ。
OSは安定的にiPhoneを稼働させる役割を持ち、その中にはバッテリー状態の最適化を行う働きもあります。
つまりOSが著しく古いと、使用しているアプリの稼働条件がアンバランスになりやすく、思わぬ負荷がかかって「iPhoneが落ちる」という症状に繋がってしまいます。
OSにはセキュリティ強化の働きもあるので、こまめにアップデートすることがお勧めです。
iPhoneが電源が落ちるのを繰り返す場合は?
iPhoneの電源が落ちるのを繰り返す場合も、バッテリーの劣化が原因としてもっとも疑われます。
その他にも「システムの不具合」「内部パーツの損傷」など他の可能性も捨てきれません。
なんか分からないけどメイン端末で動画アップロードしようとすると何度もiPhoneの電源が落ちる 怖いからサブ機から投稿した 引用元:X-@hell_yk
このようにiPhoneの電源がなかなか安定しないのは珍しいわけではありません。
ウイルスや乗っ取りが発生する可能性より、「バッテリー」や「本体」に問題が生じる可能性の方が遥かに高くなっています。
リカバリーや初期化は工数も多くて面倒に感じますが、一定の効果が見込めるので試す価値はあります。
それでも改善しない場合は、完全に故障する前にショップに相談しましょう。
電源が勝手に・突然落ちる!つかない場合は?
iPhoneが勝手に落ちる上につかない・再起動しない場合もバッテリーや本体の不具合が疑われます。
完全放電してしまったiPhoneは充電器に繋いでもすぐに起動しないことがよくあります。
勝手に落ちてしまった後は、充電器に繋いで5~10分程度放置して様子を見てくださいね。
バッテリーが約10%弱程度まで充電できると、自動で起動するので様子を見てみましょう。
iPhoneの電源を切っても勝手につく場合は?
iPhoneの電源を切っても勝手につく場合は、まず単にスリープになっていないか確認してみてください。
もしくは「傾けてスリープ解除」がオンになっている可能性もありますね。
これらに関係なく勝手に電源が付く場合は、「OSに問題がある」か「本体の故障」が隠されているかもしれません。
特に「17.0.1」など新しいOSアップデート後は発生する頻度も高く、なかなか安定しないことも珍しくありません。
OSが原因の場合は、さらに新しいOSが公開されるのを待つ必要があります。
iOS15の場合は?
iPhoneで電源を落としても勝手につく症状が、iOS15では頻発しました。
iPhoneをiOS15.1にアップグレードしてから電源を消して少ししたら勝手に電源がつき直してしまうことがあるのですが、これはiOS15.1の不具合でしょうか 引用元:Yahoo知恵袋-iPhoneをiOS15.1にアップグレードしてから…
アップデートをきっかけにiPhoneがおかしくなった場合、原因のほとんどは新しいOSにあります。
故障ではありませんので、新しいOSへアップデートすることで改善する可能性が高くなります。
iPhoneの電源が勝手に&急に落ちる場合の対処法
iPhoneの電源が急に落ちる場合、まずは本体の再起動から初めてみましょう。
▼iPhoneのが落ちるときの対処法
- iPhoneの再起動
- iOSやアプリを全てアップデート
- 十分に充電をする
- 使用していないアプリを落とす
- 容量を全体の20~30%程度空ける
バッテリーを完全放電させる「バッテリーリフレッシュ」を推奨する意見もありますが、リチウムを使ったiPhoneには適していません。
さらにバッテリーを弱らせてしまうこともあるので、お勧めの方法ではありません。
電源が落ちるのを繰り返す場合は修理に出すべき?
使用しているiPhoneが、何度も電源が落ちるのを繰り返す場合は、バッテリー交換や修理に出した方が確実です。
▼iPhoneを修理に出した方が良いサイン
- 使用から2年以上経過している
- 最大充電量が70%を切っている
- OSをアップデートしても直らない
- データを整頓してメモリの空きをつくる
- iTunesを使ったリカバリーを試す
iPhoneの電源がおかしくなると、ウイルス感染を心配したり著しく不便になってしまいます。
自分でできる対処にも限りがあるので、完全に故障してしまう前に早めに専門店に相談することがオススメです。
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