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【ことら送金のデメリット】ゆうちょではできない?なぜ無料?

マネー

ことら送金は10万円までの個人間のお金のやり取りを、対応アプリをとおせば手数料無料で行える便利な送金サービスです。

2022年にサービスが開始されてから少しずつ認知度も上がり、気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事ではことら送金のデメリットや振込との違いなど、これから使ってみたい人にも役立つ情報をまとめました。

この他にも、ことら送金はゆうちょや楽天銀行では利用できないのか、ことら送金の具体的なやり方、受け取り側の設定についてなども詳しく解説していますので、ぜひチェックしてくださいね。

ことら送金の口コミ&評判まとめ

ことら送金についての口コミを調査したところ、「ATMに行く手間が省けてよい」「便利に使える」など、ことら送金のメリットを感じているものが多かったです。

ことら送金のおかげでいちいち各銀行のATMに行く必要がなくなりそう(夫婦貯金やらクレカ引落しやらで手数料先方の嫌すぎてそれぞれのATMから出入金してた) 引用元:X-@sonka_sora

「 ことら送金 」とかいうやつめちゃくちゃ便利 引用元:X-@yuho_koho

また、利便性に触れているもの以外では下の口コミのように、便利だけどなぜ手数料が無料なのか不思議に思っているものなどがありました。

ことら送金ってやつ初めて使ったけどどういう仕組みで手数料無料になってるんだろ 引用元:X-@akb1012

その他には「便利だけど周りにことら送金のことを知っている人が少ないからもっと広く知られればいいのに」というものもありました。

ことら送金は2022年10月から始まった比較的新しい送金サービスなので、これからさらに認知度が上がれば利便性も高まりそうですね。

ことら送金のデメリット

とても便利に利用できるとユーザーからの評価も高いことら送金ですが、以下のようなデメリットもあります。

順番に解説していきます。

ことら送金はゆうちょ・楽天銀行ではできない?

ゆうちょはことら送金のサービスを2024年2月21日に開始しましたが、楽天銀行は2024年5月時点でことら送金のサービスを利用できません。

ことら送金のサービスに対応している事業者は三菱UFJ銀行、みずほ銀行や三井住友銀行などのメガバンクをはじめ地銀や信用金庫が主となり、ネット系銀行はほとんど利用できないのが現状です

ことら送金は送金側と受け取り側の双方の使用している銀行がことら送金に対応している必要があるため、サービス提供する金融機関の拡大が待たれますね。

ことら送金は限度額が少ない?10万円以上はNG?

ことら送金の1回の送金の限度額が10万円なので、それ以上の金額を一度に送金できない点が使いづらいと感じる点です。

ただし、金融機関が採用しているアプリによっては1ヶ月間に送金できる額の上限が10万円以上に設定できることがあり、その場合は10万円を複数回に分けて送金することができます。

ことら送金に利用できる口座が複数ある場合は、1ヶ月の送金の上限金額などもあらかじめ確認しておきましょう。

ことら送金は法人や個人事業主は利用不可?

ことら送金を利用できる人は「個人」に限られています。

法人や個人事業主にはことら送金で送金できないので、ビジネスで送金したい場合は振込や他の送金サービスを利用することになるでしょう。

三井住友銀行のことら送金のデメリットは?

三井住友銀行のことら送金について、デメリットがあるのかを調査しましたが「三井住友銀行だから」感じるデメリットはとくに見当たりませんでした。

しいて言うなら、ことら送金はサービスを提供している統一したアプリはなく、各金融機関が採用している送金アプリを通してことら送金を利用することになります。

三井住友銀行の場合は、三井住友銀行のアプリをダウンロードしてことら送金を行いますが、他の金融機関にもことら送金で使いたい口座がある場合は、ダウンロードするアプリが複数になり管理が面倒に感じる人もいるでしょう。

よりシンプルにことら送金を使いたい人は、使用する口座もひとつに決めておくと管理が煩雑にならずにすみそうですね。

ことら送金のメリット

ことら送金は個人間の10万円以下の小口の送金が行えるサービスですが、ことら送金のメリットはどんなことがあるのか解説します。

順番に見ていきましょう。

ことら送金は手数料0円|なぜ無料なの?

通常、現金を送金した場合、送金に関わる手数料がかかるのが一般的ですが、ことら送金で現金を送金した場合、手数料は無料です。

ことら送金は現金を使わずに口座間の送金をすることから、顧客が現金を使う機会が減ります。

銀行にとっても窓口業務に関わる人件費やATMの管理費など経費が削減されることがメリットになるため、手数料無料でサービスが提供されています。

2024年4月時点でサービス開始している金融機関はすべて手数料無料でことら送金を利用できます。

ことら送金は対応銀行が増えている

株式会社ことらの公式サイトによると、2022年10月のサービス開始の時には20の金融機関でスタートしたことら送金ですが、2024年5月現在は対応する銀行が288社まで増えています。

これからも順次増えていくとされており、信用組合や労働金庫もサービスに参加することがことら送金の公式サイトにて2024年4月に発表されています。

どんどんサービスを提供する金融機関が増えてきているのは嬉しいですね。

ことら送金は電話番号やメールアドレスで送金できる

通常、銀行口座間で送金する場合は口座番号をしてしてやり取りを行いますが、ことら送金の場合は受け取り側が対応アプリに口座番号と携帯電話番号・メールアドレスを紐づけていれば送金が可能です。

また、送金側と受け取り側のことら対応アプリは違っていても送金は問題なくできます。

自分の口座から自分宛の利用もOK|口座間移動が楽

ことら送金の対応金融機関であれば、受け取り側が自分宛であってもことら送金が利用できます。

例えば、給与振込口座と引き落とし口座が異なる場合、定期的にお金の口座間移動が必要になるかと思いますが、ことら送金を利用できる金融機関同士なら手数料無料で送金ができるので金融機関に出向いたり手数料を支払ったりする面倒がありません。

ことら送金と振込の違いは?

ことら送金と振込は「送金できる相手先」受け取り側の口座情報が必要かどうか」に大きな違いがあります。

ことら送金は口座だけではなくメールアドレスや携帯電話番号を指定して手数料無料で送金ができます。

ただし、送金先は個人に限られており、法人あてに送金はできません。

振込の相手先は口座あてであり、口座番号や受取人の名前、金融機関の支店名、また振込手数料が必要ですが、個人宛だけではなく法人あてにも振込ができます。

ことら送金はあくまで個人間の送金が簡単にできるサービスです。

ビジネスで法人へ送金が必要な場合は従来通り銀行振込を使用しましょう。

ことら送金のやり方【三菱UFJの場合】

三菱UFJ銀行のユーザーがことら送金を行う場合は、あらかじめ「BankPay」アプリをダウンロードして三菱UFJ銀行の口座情報を登録しておく必要があります。

BankPayアプリでことら送金をするときのやり方は以下の通りです。

  1. 「ことら送金・残高照会」をタップする
  2. 口座と残高を確認して「送金する」をタップする
  3. 「携帯電話番号送金」または「メールアドレス送金」をタップ
  4. 受け取り側の携帯電話番号もしくはメールアドレスを入力して「検索」をタップ
  5. 受け取り側の情報を確認して「金額/メッセージ入力」をタップ
  6. 送金金額とメッセージ(任意)を入力して「確認」をタップ
  7. 相手方の情報や送金金額、注意事項を確認して「送金する」をタップ
  8. 送金完了

BankPayの登録が終わっていればあとはすぐに送金ができるので、とてもスピーディーに利用できますね。

ことら送金の受け取り方|受け取り側の設定は?

ことら送金の受け取り方は、送金方法によって変わります。

受け取り側の人がする設定は、送金する人が自分の口座番号を指定するがどうかで設定が変わります。

送金側の設定 受け取り側が行う設定
1.口座番号を指定して送金 事前設定の必要はなし
2.携帯電話番号・
メールアドレス宛に送金
ことら送金に対応したアプリで
口座番号と携帯電話番号・
メールアドレスを紐づける

携帯電話番号、メールアドレス宛の送金にはメッセージを添付して送金ができます。

受け取り側もメッセージ付きならば、そのような理由で送金されたのか別のメッセージツールの確認が必要なくなるため、最初は面倒かもしれませんがアプリに口座番号と連絡先を紐づけておくと便利でしょう。

ことら送金は1日何回まで?上限回数

ことら送金を1日に何回まで利用できるかは、金融機関によって異なります。

ゆうちょ銀行の場合は1回の送金の上限額は10万円で、月の送金の上限回数は5回までされています。

この場合、1日で5回送金を行うとその月はゆうちょ銀行でことら送金で送金できなくなります。

ほかには、みんなの銀行は1回の送金上限額が10万円、1日の送金上限額50万円、1日の送金上限回数は10回までとなっています。

1日の上限金額、1日の送金上限回数は各金融機関の規定を確認して利用しましょう。

住信SBIネット銀行のことら送金はいつから開始?

住信SBIネット銀行は2024年5月現在、ことら送金に対応していません。

一部報道では、住信SBIネット銀行がことら送金へ参加するとの記事がありましたが、住信SBIネット銀行の公式サイトではことら送金への言及はありませんでした。

住信SBIネット銀行のユーザーは今しばらくサービス開始を待ちましょう。

まとめ

ことら送金は、個人間の10万円までの送金の場合は、手数料なしに利用できる便利な送金サービスです。

サービスに対応している銀行に口座を持っている人は、対応アプリに口座を紐づければ当日からでも送金ができるのも魅力的ですね。

今後もサービスを提供する金融機関は増えるとされているので、まだ使用していない人はぜひことら送金を使用してみてはいかがでしょうか。

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